セラミドによる乾燥肌対策

セラミドが持つ肌バリア機能の1つが保水効果です。
セラミドが角質細胞と角質細胞の間に位置し、接着剤の役目を果すというのはすでに書いたとおりですが、
その角質細胞と角質細胞の間には、セラミド分子が同じ性質の部分同士を向き合わせ、
整列し層を成しています。

セラミドは、油となじみやすい親油基と水になじみやすい親水基の両方を持っていますが、
親油基、親水基両方が規則正しく並び、
セラミド分子の親水基の部分が集まって層を成すことで、角質層に水分をたくわえることができるのです。

セラミドは、角質細胞間に存在する脂質の約50%を占めると言われていますが、
このセラミドが水分を保持しているのです。

水分量が20%以下になると乾燥肌と言われる状態となります。
セラミドが減少すると肌の保水力低下を招き、乾燥肌などのトラブルを引き起こすこととなります。

セラミドは、ストレス、疲労、睡眠不足、紫外線、空気の乾燥なども減少の原因として挙げられますが、
もっとも大きな原因が加齢によって減少するというものです。

歳をとると、肌が乾燥しやすくなるといわれますが、
その肌の乾燥は、セラミドが減少したことによる保水力の低下が考えられます。

逆に若年層で多く見られる乾燥肌のトラブルは、上に挙げましたストレス、疲労、睡眠不足、紫外線、空気の乾燥などが原因による
セラミドの減少とよるものという可能性があります。

これらの原因に対して対策すると共に、セラミドが配合された美容液などでケアすることも大切です。