セラミドについて

「セラミド」は、化粧品などコスメ関連でよく聞く言葉ですが、
具体的にどのようなものでしょうか。

セラミドは、先に書きましたように、肌の最も外側に位置する角質層の細胞間に存在する細胞間脂質の主要成分です。
角質層は、肌バリアの役目を果し、肌を守っている大変重要な部分ですが、
それをしっかりと維持するため、角質層の細胞と細胞をつなぐ重要な役目を果しているのがセラミドです。

角質層が充分なセラミドで満たされていると、バリア機能がよく働き、
外部からの刺激性物質や細菌などの侵入物で肌荒れするということがおこりにくくなります。

セラミドは脂質ですので、油の一種なのですが、油となじみやすい親油基と水になじみやすい親水基の両方を持っています。
セラミド分子の親水基の部分は、親油基同様、整列し層を成しています。
この部分で水分を蓄える役目を果していますので、セラミドは大きな保湿効果を持っているのです。

角質層が充分なセラミドで満たされていると、肌表面も潤いキメが整っています。

しかし、セラミドが生成されるのは、20代がピークであるとも言われ、
加齢によって、少しずつ減少していきます。
セラミドが不足すると、肌荒れや乾燥肌を起こしやすく、しわ、たるみの原因にもなります。
また、肌の老化も進みやすくなります。

セラミドは、加齢の他、空気の乾燥や、ストレス、疲労、睡眠不足、紫外線なども減少の原因となります。

肌トラブル発生の際には、セラミドを外側から補うと同時に、このような外的要因をできる限り取り除くことも大切です。